6月に食べたい!沖縄の旬の食材&おいしい食べ方

6月になると島の食材が輝く季節がスタートする/©OCVB

本土に比べて年間を通じて気温が高い沖縄。常夏のイメージを持たれることもありますが、野菜、果物、魚介類、海藻、それぞれに“旬”があります。旬を迎えた食材は沖縄県内の市場やスーパーマーケットに並び、飲食店でも味わうことができます。

今回は6月に食べたい食材や、旬のものを使ったレシピを紹介します。沖縄旅行中はもちろん、食材が手に入ったらぜひご自宅でもオリオンビールと一緒に、沖縄の旬のものを味わってみてください。

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6月の旬・野菜編

沖縄野菜の王様!「ゴーヤー」

ゴーヤーの旬:6~8月
暑さが厳しいときほどおいしく食べられるゴーヤー/©OCVB

ゴーヤーは和名をニガウリといいますが、本土でもすっかり「ゴーヤー」という呼び名の方が定着しているのではないでしょうか? もともとはローカルな野菜だったゴーヤーですが、情報番組やテレビドラマなどで取り上げられたことから全国的に知られるようになり、今では、本土のスーパーマーケットでも当たり前に手に入るほど、ポピュラーな野菜となりました。

そんな沖縄を代表する島野菜ゴーヤーの旬は、6〜8月。厳しい暑さが増すこの時期のゴーヤーが、一番おいしくて栄養価も高いといわれています。ゴーヤーにはビタミンCが豊富に含まれていますが、このゴーヤーに含まれるビタミンCは熱しても壊れにくいという特徴を持っています。そのため、チャンプルーなどに調理しても、しっかりとビタミンCが吸収できる! 夏バテしないためにも、この季節はしっかりゴーヤーを食べましょう。

ゴーヤーは半分に切ると中に綿のようなものがあり、そこに種も入っています。ここが残ったままだとすぐに傷んでくるので、購入したらスプーンなどで綿の部分をかき出し、下処理してから保存してください。冷凍にしておけば、ジュースなどを作るときにも便利。そのまま炒めてチャンプルーなどに調理もできます。

ゴーヤーチャンプルーはオリオンビールとも相性抜群!/©OCVB

ゴーヤーはやっぱり、豚肉や豆腐と一緒に炒めてチャンプルーにするのがおいしいと思いますが、他にもさまざま食べ方があります。家庭によってはパスタの具材にしたり、輪切りにしたゴーヤーを油で揚げてフリットにしたり、スライスしたゴーヤーをカツオ節とポン酢で和え物にしたりなどさまざまな楽しみ方ができます。

【レシピをチェック!】
「苦いはうまい!」を教えてくれる、それが『ゴーヤーチャンプルー』
豆腐のまろやかさとゴーヤーの苦み、もずくの食感が楽しめる「ゴーヤーと島豆腐の白和え(もずく入り)」
油を使わないヘルシーレシピ!ゴーヤーメンチカツ(ひじきと豆腐入り)
おつまみにピッタリ!ぽってり感が愛おしい『うちなー天ぷら』

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沖縄夏野菜の代表格「ナーベラー」

ナーベラーの旬:4月下旬~9月
ぬめりがあるものの甘みがあるナーベラー/©OCVB

ナーベラーとはヘチマのこと。ゴーヤーと並んで、島の夏野菜の代表格です。沖縄では黄色い花が咲いてから2週間ぐらいの若い実を食べます。購入後は新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておくと長持ちします。

ナーベラーンブシー。「ンブシー」とは沖縄の言葉で「煮物」のこと

ナーベラーはなめらかな食感で、炒め物や煮物にするのが一般的。ナーベラーと島豆腐を豚のダシとみそで煮込む「ナーベラーンブシー」が、ナーベラー料理の中では最もポピュラー。お酒にもよく合います。他に、皮をむいて輪切りにしたナーベラーを茹でてから氷水で冷やし、水気を取って酢みそと絡めた「ナーベラーの酢みそあえ」も、オリオンビールのお供におすすめです。

【レシピをチェック!】
「ナーベーラーンブシー」ヘチマの食感がたまらない!島野菜を使った沖縄の定番家庭料理

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6月の旬・果物編

沖縄が誇る南国フルーツの王様「マンゴー」

マンゴーの旬:6〜9月
香りも味も濃厚で甘いマンゴーは贈答品としても喜ばれる/©OCVB

マンゴーは沖縄県を代表する南国フルーツ。濃厚な甘さの中にほのかな酸味があり、そのまま食べても美味。沖縄本島では、豊見城市(とみぐすくし)や沖縄市が主な産地で、宮古島でもたくさん作られています。アーウィンやキーツなどの品種があり、それによって値段も味も違います。

マンゴーはおいしいだけではなく、実は栄養価も高い! ビタミンCやビタミンB1、ミネラルやカロチンなどを多く含んでいるので、美容や風邪予防に効果があるともいわれています。

この“花咲カット”といわれる切り方は、味だけでなく見た目もGOOD!

沖縄のレストランやカフェでは、マンゴーを使ったスイーツやジュースが味わえます。マンゴーをぜいたくに使用したソースをかき氷にかけるのも人気がありますよ。本土では高価な果物でもあるマンゴーですが、沖縄では旬の時期になると市場や道の駅、直販所などで本土より安く手に入ります。店によっては、規格外品などを驚くべき価格で販売していることも! 沖縄に来たら、ぜひチェックしてみてください。

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暑い夏の水分補給に最適「スイカ」

スイカの旬:4~8月、12~4月
今帰仁(なきじん)の特産品になっているスイカ

沖縄ではスイカといえば今帰仁村(なきじんそん)といわれるぐらい「今帰仁スイカ」が有名です。糖度の高い沖縄のスイカは、この時期が旬。90%以上が水分で、トマトより多くのリコピンが含まれているだけでなく、ポリフェノールやカリウムも含まれていて、島の暑い夏には欠かせないフルーツです。

旬の時期に今帰仁村へ行くと、スイカの販売所をよく見掛けます。那覇市内などのスーパーでも購入することができますし、カットスイカはコンビニで販売されていることもあります。

6月の旬・魚編

全国有数の漁獲高を誇る「クロマグロ」

クロマグロの:旬5~6月
一柵、1,500円程度で販売されることも

沖縄の言葉で「うししび」ともいわれるクロマグロ。沖縄では近海で漁が行われるため、時間をかけずに水揚げができます。そのため生鮮マグロとして、一度も冷凍されることなく沖縄県内の市場に新鮮なマグロが運ばれてきます。

「泊いゆまち」はクロマグロの時期は特に賑わう/©OCVB

クロマグロは産卵の時期でもある5〜6月にかけて水揚げが多くなります。この時期のクロマグロは脂のりが良く、特に美味! 沖縄本島や石垣島、宮古島では旬の時期になると、驚くべき安さで天然のクロマグロが食べられます。これが食べたくて毎年この時期に沖縄を訪れるツウもいるほど! 購入するならおすすめは、那覇市泊にある「泊いゆまち」。沖縄県の漁連内に隣接されているため、新鮮なクロマグロを安価で購入できます。施設内に飲食スペースもありますので、ぜひ訪れてみてください。

参考文献:「沖縄で楽しむ家庭菜園」(琉球新報社)、「からだにやさしいおきなわ島やさい」(ボーダーインク)、「沖縄の食材・料理」(東邦出版)、「沖縄食材図鑑」(楽園計画)
参考サイト:JA沖縄沖縄県漁業協同組合連合会ちゅらとくおきレジ

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