県民に愛され続ける沖縄のソウルフード6選【自宅で楽しめるレシピ付き】

独自の文化や習慣が根ざす沖縄には、戦後のアメリカ文化が色濃く残る場所だからこそ生まれた料理や、沖縄の日々の生活に基づいた料理など、個性豊かなメニューが盛りだくさん! 今回は、県民に長年親しまれている郷土料理や家庭料理など、沖縄に来たからには食べてほしい6つの「ソウルフード」をオリジナルレシピと共にご紹介します。

小腹が空いたらつまみたくなる「沖縄天ぷら」

柔らかな衣が特徴でフリッターに似た味と食感の「沖縄天ぷら」

天ぷらというとカラッと揚がったサクサク食感で、天つゆで食べたり天丼で食べることをイメージするかもしれませんが、沖縄では天ぷらをおやつ感覚で食べることが主流です。沖縄の天ぷらはフワフワで柔らかい厚めの衣が特徴です。具は魚やイカをはじめ、もずくやアーサ(アオサ)、島らっきょうなどの変わり種までバラエティー豊か。

沖縄に来たからには味わってほしい「もずく天ぷら」

街中には天ぷら専門店が点在し、人気店には行列ができることもしばしば。スーパーマーケットやコンビニでも1つ100円しない値段で購入でき、小腹が空いた時などにちょっとつまみたくなる沖縄ソウルフードの代表格です。ドライブや散歩中などに外で食べる天ぷらもまた格別のおいしさです!

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1日当たりの消費量は15〜20万食!沖縄ソウルフードの金字塔「沖縄そば」

その愛されっぷりは「沖縄そばの日(10月17日)」が制定されるほど…

専門店で食べられることはもちろん、スーパーには様々なメーカーの商品が並び、家庭の食卓や給食にも登場する、沖縄県民が愛してやまないソウルフードといえば、やっぱり「沖縄そば」! 沖縄県民に聞けば、必ず一つや2つはお気に入りの店があったり、ひいきにしているという製麺所があったり…さらに、1日当たりの消費量は15〜20万食にものぼるというから驚きです。

具材が短冊切りになっている「八重山そば」

また、三枚肉がのった「沖縄そば」や、豚のスペアリブ(ソーキ)がのった「ソーキそば」、「八重山そば」や「宮古そば」のように麺や具材、スープが地域によって異なるものなど、「沖縄そば」はとにかく種類が豊富です。沖縄旅行の際には、食べ比べを楽しんで「そばじょーぐー」(沖縄そば好き)になりましょう!

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行事ごとには欠かせない沖縄風炊き込みご飯「ジューシー」

家族の健康や子孫繁栄を願いながら食べる「ジューシー」/©OCVB

豚肉、ヒジキ、ニンジン、シイタケなどの具材と魚や豚のだし汁で作る沖縄風の炊き込みご飯「ジューシー」は、お盆の「ウンケージューシー」、冬至の「トゥンジージューシー」をはじめ、冠婚葬祭などの行事ごとに欠かせない沖縄の郷土料理です。昔から家族の健康や子孫繁栄を願いながら家庭で食されて来ました。

沖縄そばとジューシーの黄金コンビを味わって/©OCVB

ジューシーは、炊き込みご飯風の「クファジューシー」が一般的ですが、雑炊風の「ヤファラジューシー(ボロボロジューシー)」、ヨモギ入りの「フーチバージューシー」など具材によって呼び方が変わります。沖縄そば店でもよく提供されており、具材の味が染みたジューシーと沖縄そばの出汁はベストマッチ! 見掛けた際はぜひセットで味わってみて下さい。

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具だくさんでボリューム満点!「ポーク卵おにぎり」

親しみやすい味とボリュームで幅広い世代に愛されている「ポーク卵おにぎり」/©OCVB

沖縄で“ポーク”や“ポーク缶”と呼ばれるSPAM(スパム)(R)やTULIP(チューリップ)といったポークランチョンミートとたまご焼きをご飯で挟み、海苔を巻いた「ポーク卵おにぎり」。

沖縄ではおなじみの食材「ポークランチョンミート」

戦後、米軍から配給されていたポークランチョンミートは、現在も沖縄の人々から親しまれている食材で、程よい塩気がご飯によく合います。手に持って食べられる気軽さや、通常のおにぎりよりはるかに大きく、お弁当にも最適!

「ポーク卵おにぎり」の人気はいまや全国区!

「ポーク卵おにぎり」は家庭で作ることはもちろん、コンビ二、スーパーマーケット、弁当店には、ツナマヨや油みそ、チキナー(からし菜炒め)などを挟んだラインナップが並びます。最近では沖縄県外にも専門店が続々とオープンしており、その人気の高さが伺えます。

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沖縄の家庭の味を楽しみたいなら「ヒラヤーチー」

台風の夜にお目見えすることが多い「ヒラヤーチー」

沖縄の言葉で「平焼き」を意味する「ヒラヤーチー」は、ネギやニラなどの野菜と、小麦粉を水で溶いた物とを合わせて焼いた沖縄風のお好み焼き。モチモチした食感が特徴で、韓国料理のチヂミにも似ています。

素朴な味わいが楽しめる昔ながらの家庭料理です

あり合わせの材料で作れることから、台風で停電した際に非常食として食べることも多く、昔から昼食やおやつ、お茶請けとして親しまれて来ました。素朴で懐かしい味わいの家庭料理ですが、野菜の他にツナ缶やモズクを入れたり、ウスターソースやポン酢で食べたりと、飲食店や各家庭によってアレンジされています。

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“腹いっぱい食べてほしい”思いやりから生まれた「タコライス」

溢れんばかりの具材が乗ったタコライスをご賞味あれ!

「タコライス」は、味付けしたひき肉(タコミート)と、レタス、トマトなどの刻んだ野菜、チーズなど、メキシコ料理の「タコス」の具材を白米の上にのせた、沖縄を代表するファーストフード的メニューです。

ボリュームのある食事を提供したいという思いから生まれた「タコライス」

米軍基地キャンプ・ハンセンがある沖縄本島北部の金武町(きんちょう)が発祥で、1980年代に米兵によって沖縄に持ち込まれた「タコス」の生地を白米にして、お腹を満たせるメニューにアレンジさせたことから「タコライス」が生まれたと言われています(諸説あり)。

現在も金武町周辺には「キングタコス(King Tacos)」や「ゲートワン(GATE1)」などの老舗が軒を連ね、沖縄県内にも専門店が多数出店しています。ふわふわの卵がのった「オムタコ」や熱々の「石焼きタコライス」など、変わり種のタコライスが味わえる店もありますので、沖縄を訪れた際には、ぜひお気に入りの店を探してみてください。

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今回紹介した沖縄ソウルフードは、沖縄県外でも入手しやすい食材で手軽に作れるメニューが大半ですので、この機会に沖縄ソウルフード作りにチャレンジして、自宅にいながら沖縄の味を堪能してみませんか。次の沖縄旅行で何を食べようか迷っている人も、ぜひ参考にしてみてください。

参考文献:「沖縄食材図鑑」(楽園計画)、「沖縄の食文化」(新星出版)、「沖縄の食材・料理 長寿日本一を支える沖縄の食文化」(東邦出版)、「沖縄大衆食堂 オキナワ流儀のカルチャーショックなご飯たち」(双葉社)


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