5月に食べたい!沖縄の旬の食材&おいしい食べ方

本土に比べて年間を通じて気温が高い沖縄。常夏のイメージを持たれることもありますが、野菜、果物、魚介類、海藻、それぞれに“旬”があります。旬を迎えた食材は沖縄県内の市場やスーパーマーケットに並び、飲食店でも味わうことができます。

今回は5月に食べたい食材や、旬のものを使ったレシピを紹介します。沖縄旅行中はもちろん、食材が手に入ったらぜひご自宅でもオリオンビールと一緒に、沖縄の旬のものを味わってみてください。

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5月の旬・果物編

生産量日本一!「アセローラ」

アセローラの旬:5〜11月
甘酸っぱいアセローラはビタミンCがたっぷり

アセローラはビタミンCがレモンの34倍も含まれる果実です。日本で本格的に栽培されるようになったのは1980年代になってから。沖縄本島北部にある本部町(もとぶちょう)が、生産量日本一を誇る一大生産地となっています。

沖縄県の拠点生産地でもある本部町では、初出荷の時期に合わせて、毎年5月12日をアセローラの日に制定。町ぐるみでイベントなどを実施しています。

アセローラの果実は繊細で、収穫してから2〜3日ほどしか鮮度が保てません。そのため、生のアセローラは全国的にはほとんど販売されていません。また、栽培に手間がかかるため、日本一の生産量を誇る本部町でも年間生産量は10トンほど。生のアセローラを食べたいという人は、旬の時期に本部町へ。タイミングが良ければ手に入るかも。ちなみに、冷凍の果実は通信販売でも手に入ります。

スムージーなどで味わうのもおすすめ/©OCVB

アセローラを冷やしてサクランボのように食べたり、氷砂糖とリンゴ酢に漬け込んで、アセローラ酢にするなどして楽しむ家庭もあります。カフェやホテルなどでは、アセローラを使ったスイーツやドリンクが味わえます。また、ジュースやドレッシング、菓子などの加工品も販売されていますので、お土産に購入してはいかがでしょうか。

※本部町では「アセロラ」を「アセローラ」と表記して発信しているため、この記事でも表記を合わせてます

濃厚で甘い南国果実「フルーツパパイヤ」

フルーツパパイヤの旬:4〜6月
黄色く熟してからが食べ頃のフルーツパパイヤ

フルーツパパイヤとは、野菜として使う青パパイヤを完熟させたり、フルーツ用の品種を栽培したりしたもの。ビタミンCをはじめ、カリウムヤカロチンを多く含んでいて、風邪予防や肌の健康を保つ働きが期待されています。

カットして常温で味わう他、凍らせて食べるのもおすすめ

購入後は表面が黄色く変化し、触ると柔らかくなるまで常温で保存します。食べ頃は完全に熟したとき。半分に切ると真ん中に小さな黒い種が詰まっているので、それをスプーンなどで取り除き、生食したり、ジュースやスムージーにしたり、アレンジもさまざまです。果肉は柔らかく、かなり甘味があり、発酵臭がするのも特徴的。甘さが気になる人は、少しレモン汁をかけて食べてみてください。

【レシピをチェック!】
青パパイヤで作る炒め煮、それが『パパヤーイリチー』!

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5月の旬・魚編

沖縄の刺身の定番「クロカジキ」

クロカジキの旬:5~7月
刺身で味わうことが多い「クロカジキ」

クロカジキは沖縄では「ンジャーアチ」「アヤガチュー」などと呼ばれ、マグロと並んで刺身の定番魚。沖縄県内では年間を通じて食べられますが、5〜7月が水揚げの時期で旬となっています。

販売されるときは切り身になっていることがほとんどで、薄い赤みを帯びています。味は、脂がなく淡泊。刺身として食べる他、ムニエルやソテーにしたりフライにしたりしてもおいしいです。

沖縄3大高級魚の一種「タマン」

タマンの旬:5〜8月
笛を吹いているような口が特徴的な「タマン」

タマンは和名を「ハマフエフキ」といい、笛を吹いているような口の形が特徴的な魚。海人(うみんちゅ・沖縄の言葉で「漁師」のこと)の町、糸満市と石垣市の市魚にも指定されています。

タマンは沖縄では高級魚。透明感のある美しい白身で血合いが赤く、鯛にも似ています。食べるときはやはり生食の刺身がおすすめ。淡泊で臭みがなく食べやすい味で、カルパッチョにするのもおすすめです。沖縄では皮付きのまま湯をかけて皮霜造りにして食べることも。まーす煮(塩煮)や汁物も人気があります。

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5月の旬・野菜編

島のパワーが詰まった「ウンチェー」

ウンチェーの旬:4~9月
沖縄ではウンチェーと呼ばれる空芯菜。名前の通り芯が空洞になっています

ウンチェーは空芯菜のこと。沖縄ではウンチェーバーと呼ぶこともあります。東南アジアの国々でもよく食べられている青野菜ですが、沖縄でも旬の時期にはよく見かけます。本土の空芯菜と比べると、茎が太くて根元が固く、立派なのが印象的。花束のような大きな束で販売されているのにも驚かされます。

油で炒めて食べるのが一般的。ゴマ油との相性が抜群

沖縄風に食べるなら、豚バラ肉やツナと一緒に炒めてみてはいかがでしょうか。また、ウンチェーをニンニクと一緒に炒めてしょうゆでサッと味付けする「ウンチェータシヤー」も、オリオンビールにピッタリの島のアテです。

ただし、検疫のためウンチェーは沖縄県外へは持ち出しができません。食べてみたいという人は、旬の時期に沖縄を訪れ、飲食店でオーダーしてみてください。

参考文献:「沖縄で楽しむ家庭菜園」(琉球新報社)、「からだにやさしいおきなわ島やさい」(ボーダーインク)、「沖縄の食材・料理」(東邦出版)、「沖縄食材図鑑」(楽園計画)
参考サイト:JA沖縄旬の食材百科沖縄県漁業協同組合連合会釣魚図鑑

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