沖縄に来たら食べてほしい! 沖縄のおいしい魚・高級魚6選

豊富な海の幸やおいしい魚といえば、北海道や日本海側の地域をイメージする人が多いのではないでしょうか。南国の魚は、あまりおいしいという印象がないかもしれません。しかし、ここ沖縄でも、実はおいしい魚がたくさん! 今回はその代表ともいえる魚たちを紹介します。

沖縄にも“おいしい魚”はたくさんいるんです

沖縄の3大高級魚はこの魚!①/アカジンミーバイ(和名:スジアラ)

沖縄には3大高級魚と呼ばれるおいしい魚がいます。おいしい、かつ、水揚げ量が少ないため「高級魚」とされているのです。そのうちの一つが、方言で「アカジンミーバイ」、和名で「スジアラ」と呼ばれるハタ科の魚。体全体が赤く青い小さな斑紋があるのが特徴で、大きなものだと1mにもなります。

表面の皮はゼラチン質で軟らかく、程よい繊維質の身が口の中で甘みやうま味を広がるほどにおいしい魚。おすすめの調理法は「マース煮(塩煮)」でシンプルがゆえ、魚のおいしさを感じることができる一品です。

3大高級魚の中でも最も高価な魚とされています/©OCVB
マース煮の他、魚汁としてもおいしくいただけます/©OCVB

沖縄の3大高級魚はこの魚!②/マクブ(和名:シロクラベラ)

ベラ科の中でも最大種の一つとされるマクブ。サンゴ礁などで甲殻類やウニなどをエサとし、体長50cmぐらいまでは雄、それ以上大きくなると雌に性転換します。味にクセがなく、引き締まった白身はとてもおいしく、刺身で食べてもそのうま味を感じることができるほど。沖縄県民の中でも非常に人気のある魚で、県内のすし店では高級すしネタの一つともなっています。だしが良く出るため、魚汁として食べることもおすすめ。ひと口飲むだけでマクブのとりこになること間違いなし!

うろこは非常にやわらかく手で取れるほど

沖縄の3大高級魚はこの魚!③/アカマチ(和名:ハマダイ)

関東周辺では「オナガ」と呼ばれ、東京市場でも人気のアカマチ。関東でも漁獲されるため、ご存知の人もいるのではないでしょうか。とてもよく似た魚に、マチ(オオクチハマダイ)という魚もいますが、こちらは沖縄諸島以南にしか生息しません。

アカマチ、マチどちらも美味で、漁師イチオシの食べ方は魚汁なのだとか。魚のあらを、水から煮出しみそを溶くだけで驚くほどおいしい魚汁になります。皮目に湯引きをして食べる刺身も絶品ですのでぜひ堪能してください。

市場に並ぶ新鮮なアカマチ/©OCVB

釣り人に人気の魚、タマン(和名:ハマフエフキ)の魅力

熱帯・亜熱帯を代表する魚で、浅いサンゴ礁域や岩礁域に見られる釣り人に人気の一種。表面の皮は少々硬めですが、かめばかむ程にうま味がしみ出してきます。そのおいしさを実感できる刺身は、ビールや泡盛にも合うためお酒のお供としてもおすすめ。

他にも、硬めの皮をカリッと香ばしく焼くことで、刺身とは違ったおいしさを感じられるバター焼きも人気の食べ方です。調理万能なタマンは、沖縄県内のスーパーでもよく並ぶほどの“愛され魚”。伊豆諸島や小笠原諸島にも生息する魚ですので、スーパーで見掛けた際は、いろいろな調理法で味わってみてくださいね。

釣った時の引きが強く&おいしいため釣り人にも大人気

沖縄の県魚・グルクン(和名:タカサゴ)もおいしいんです!

沖縄県民になじみ深い魚として広く流通しているのがグルクンという赤い魚。体長25cm前後の色彩豊かな美しい魚で、沖縄からインド洋にかけて分布しています。

県民の食卓に広く普及していることや、かまぼこの原料になっていること、沖縄の海を連想させる美しい色彩を持っていることなどを理由に県魚に選ばれました。沖縄では「グルクンの唐揚げ」が主流で、パリッと仕上がった骨と衣をまとった淡白な白身を、ポン酢やシークヮーサー(ヒラミレモン)に付けて“まるごと”食べるのが最高です。

全体的に赤く、横に黄色い線が入っているのが特徴/©OCVB
 パリッパリッと骨までおいしく食べられる“グルクンのから揚げ”
沖縄の代表的なかまぼこ/©OCVB

フエフキダイの一種、クチナジ(和名:イソフエフキ)も人気の魚!

姿、形は前出のタマンに似ているクチナジも、おいしい人気魚種の一つ。和歌山県以南で漁獲され、味もさることながら値段も手頃なのがうれしい。タマンと同じく皮は少々硬いのですが、どの調理法でもおいしく食べられるとしてスーパーにもよく並ぶ一般的な魚。

魚のあらを使い、泡盛や塩で味付けした潮汁はさっぱりとした味わいながらも、身に甘味があるため思わず「うまい!」と言ってしまうはず。もちろん、刺身としてもおいしく食べられるため、しょうゆにシークヮーサー(レモンやポン酢など)を数滴入れて堪能してください♪

ポワレにして食べるのもおいしいのだとか

沖縄といえば、ゴーヤーやへちまをはじめ、ドラゴンフルーツやマンゴーなどの農作物が有名ですが、サンゴ礁が広がる青い海には、おいしい魚もたくさんいます。バター焼き、マース煮、魚汁、唐揚げ、刺身、煮付けなどなど、魚の数だけ食べ方もいろいろありますので、好きな食べ方をぜひ見つけてください^^ 

また、今回紹介した料理に沖縄の調味料「こーれーぐーす(島唐辛子を泡盛で付けたもの)」を入れると、ピリッとした辛さも楽しめますので、ちょっとしたアクセントとしてお試しください♪
※こーれーぐーすを入れる際は、少しずつ味を見ながらお試しください

海中を見渡すと“おいしい”魚たちに出合えるかも?

参考文献:「美味しいマイナー魚介図鑑」(マイナビ)

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