泡盛のおいしい飲み方は?水割りや炭酸割りなど、おすすめを一挙紹介!

泡盛の飲み方は時代と共に多様化してきました/©OCVB

沖縄を代表するお酒、泡盛。「ビールの次は、泡盛で」という沖縄ファンの方の多いのでは? その一方で、沖縄県酒造組合が2020年に行った調査によると、東京でも沖縄でも半数の人が「泡盛を飲まない」という調査結果に。泡盛を飲まない理由として特徴的なものは、「アルコール度数が高い」「香りが苦手」「あまり飲んだことがなく慣れていないから」などがありました。

そこで今回はあまり飲まれない人にも、おいしく泡盛を楽しんでもらうためのおすすめの「飲み方」「割り方」や、これまでのイメージと一風変わった新しい泡盛を紹介します。

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まずは基本。泡盛の飲み方は「ロック」か「水割り」が主流

泡盛はアルコール30度前後のものが多く、甘みや香りが凝縮されています。泡盛らしさをじっくり味わえる飲み方としては、「ロック」がおすすめです。グラスにたっぷりの氷を入れてゆっくりと泡盛を注ぎ、楽しみます。

食事と一緒に泡盛を飲む際は「水割り」がおすすめで、沖縄ではスタンダードな飲み方とされています。泡盛は水に対して3~5割とアルコール度数や好みによって注ぐ量は異なります。沖縄の多くの人は昔からこういう飲み方でしたが、若い人にも泡盛を楽しんでもらおうと、最近はさまざまな飲み方が増えてきました。

人気急上昇の「泡盛の炭酸割り」を家庭で楽しむコツ

泡盛の炭酸割りに、お好みでレモンスライスを乗せて

「手軽で飲みやすさを求めるなら炭酸割りがいいですね」と語るのは、古酒(くーす)の楽しみ方を教えて頂いた、泡盛シニアマイスターの塩川学(しおかわ・まなぶ)さん。

紹介記事:寝かせるほどにおいしく。泡盛「古酒」の魅力とは?

泡盛のプロが話すには、炭酸割りを家庭で楽しむには意外にもコツがあるそうです。「ハイボールを家庭で楽しむ時にも同じことが言えるのですが、“お酒・炭酸を冷蔵庫などで冷やす、大きめの氷で個数を少なく、氷をしっかり詰める”」というのがポイントだそうです。

炭酸の一番の弱点は温度変化。泡盛・炭酸のどちらかが常温だと混ざりが悪く、酸が抜ける傾向にあるそうです。また、細かい氷だと水に溶けやすく、こちらも酸が抜けてしまいます。氷をしっかり詰めるという点は、氷が浮いてしまうと水に溶けやすくなるというのと、酒が分離しやすくなるという理由があるそうです。

シークヮーサーや梅干しなどの定番の割り方のほか、チューブのショウガも◎

チューブのショウガを加えるだけでさっぱりとした味わいに!

炭酸割りの中に入れるものとして、塩川さんは「梅干しやレモン、沖縄らしくシークヮーサーを入れるのもいいですね。また、市販されているチューブタイプのショウガを適量入れるとさっぱりとしておいしいですよ! 私は苦手ですが、友人の中にはワサビを入れるという人もいます(笑)」と教えてくれました。

「少し甘みがほしいという人はコーラやサイダーもいいですね。その際は1:1で割るのがベストです。オレンジジュースなどの液体と割る時は、泡盛のアルコール度数が30度で、分量に関しては5分の1または5分の2くらいの少ない量から調整して自分好みの分量を見つけるのが楽しむコツです。果汁系は泡盛と混ざりにくいのでシェイカーを使ってシェイクをしたり、ミキサーにかけたりするなどしっかりと混ぜることが大切ですね」と作り方についてもアドバイスを。

「個人的にはグァバジュースが最高です! あと、マンゴーやバナナ、桃とかも。泡盛自体に甘い香りがあるので、混ぜて空気を含ませることで香りがすごく開きます」と、塩川さん自身が気に入った飲み方も明かしてくれました。

冷凍庫でキンキンに!?夏にオススメの「パーシャルショット」

アルコール度数30度以上なら、冷凍庫でも凍りません

暑い夏を少しでも涼しいものにするため、塩川さんは「パーシャルショット」をおすすめしてくれました。パーシャルショットとは、アルコール度数の高い酒を瓶ごと冷凍庫に入れて、キンキンに冷やして飲むお酒のことをいいます。冷やすことでアルコール感は和らぎ、少し癖のある泡盛も飲みやすくなり、いつもとは全く違った楽しみ方ができます。

泡盛を冷やすのには、家庭用の冷凍庫ならアルコール度数25度の泡盛だと凍ってしまう可能性があるので、30度以上のものが良いそうです。また、レモンスライスやライムスライスを瓶の中に入れることで、香りも楽しめます。家庭にブレンダー機があるならカットした果実を凍らせ、それを冷えた泡盛とブレンダーにかけることでスムージーとしても楽しめるそうです。

最後に塩川さんからひと言アドバイスが。「泡盛は銘柄によってアルコール度数がバラバラなので、気を付けて頂きたいのは、“ちょっとずつ泡盛を調整していく”ということです。『これくらいの分量がいいな』というのはやはり自分でしか感じられないので、それが泡盛を楽しむ第一歩です」。

若い世代にも受け入れてもらえる泡盛を

日本最古の蒸留酒として約600年の歴史を誇る泡盛ですが、ここ十数年の間、若い世代にも楽しんでもらおうと、泡盛に関する商品は様変わりしてきています。泡盛に苦手意識を持っていた方にこそぜひ試してほしいおすすめ情報を紹介します。

紹介記事:沖縄のお酒「泡盛」を知ろう!

泡盛にコーヒーやゆずシークヮーサーをブレンド(泡盛仕込み)し、販売しているのが石垣島の請福酒造有限会社。「梅酒を造ったのがキッカケです」と語るのは、営業部長代理の比嘉貞治(ひが・さだはる)さん。「天満天神梅酒大会」という梅酒の日本一を決定する大会で、請福酒造の梅酒は246銘柄中5位入賞を果たしました。それから商品開発に力を入れるようになり、国産の原料を使用することで新しい飲み方を訴求した結果、2009年に「珈琲リキュール」、2011年に「ゆずシークヮーサー」が誕生しました。

「珈琲リキュール」と「ゆずシークヮーサー」/請福酒造(有)提供

「珈琲リキュール」はほど良い甘さとココアが良いアクセントとなった味わい深い。「ゆずシークヮーサー」は国産ゆずと沖縄産のシークヮーサーで仕上げた、さっぱり爽やかな飲み心地です。

「ロックや水割りで楽しむことが多いですが、『珈琲リキュール』は牛乳割り、『ゆずシークヮーサー』はソーダ割りがおすすめです。あと、「珈琲リキュール」はバニラアイスに掛けたり、「ゆずシークヮーサー」は製氷機に入れてシャーベット風にしたりするのも良いですし、鍋料理(豚)などの調味料の足しにもなり、甘さが好きな人にはおすすめです」とさまざまな楽しみ方を教えてくれました。

時代と共に変わる飲み方や新しい形で進化する泡盛。約600年の歴史を受け継ぎ、時代の波に乗りながら、これからも歴史を積み重ねていきます。


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