ホロホロに煮込んだお肉がたまらない「ソーキそば」

「ソーキ」とは“豚の骨付きあばら肉”のことで、骨を2本にして、5〜7cm程度に切り分けます。脂肪と肉が程よく混じり合い、柔らかく香りがあっておいしい部位です。

今回は圧力鍋も使うことで短時間でホロホロな食感になるソーキそばの「ソーキ骨の煮付け」を作ってみましょう。あの沖縄の旅で味わった「ソーキそば」が自宅でも味わえますよ!

【参考記事】
沖縄県民のソウルフード「沖縄そば」を深掘り!
沖縄県民のエネルギー源「豚肉」の魅力。部位の紹介&オリジナルレシピも
県民に愛され続ける沖縄のソウルフード6選【自宅で楽しめるレシピ付き】

材料(作りやすい量)

【ソーキ骨の煮つけ】(作りやすい分量)
ソーキ骨(生)・・・ 500~600g(1人2個)
ソーキ骨の茹で汁・・1カップ
泡盛・・・・・・・・大さじ2
しょうゆ・・・・・・大さじ2
砂糖・・・・・・・・大さじ1+1/2

【事前に用意】
沖縄そば(市販)・・・・1袋(約2人分)
そばだし(市販)・・・・1リットル(1袋・3~4人分)
棒カマボコ(スライス)・4切れ
青ねぎ(小口切り)・・・適量
紅しょうが・・・・・・・適宜
コーレーグース・・・・・適宜

作り方

① 圧力鍋に湯洗いしたソーキ骨と水1ℓを入れて火にかける。沸騰したらアクを取り、フタをして20分加圧する。

② ①の圧が下がったらフタを開け、ザルでこし、茹で汁は取っておく。

③ ソーキ骨を鍋に戻し、茹で汁1カップと調味料を加え、しばらく煮込み、汁気が少なくなったら火を止め、しばらく放置し、味が染みたら完成。

④ 茹でた麺を器に盛り、煮立てたそばだしを注ぎ入れ、その上にソーキ骨、カマボコ、青ねぎを盛り付ける。お好みで紅しょうがやコーレーグースをどうぞ。

圧力鍋がない場合は、湯洗い後、鍋にたっぷりの水とソーキ骨を入れ、強火にかけ、沸騰したらアクを取り、弱火で煮立てないように1時間~1時間30分煮ます。

その後は作り方③の工程から一緒。しっかり煮込んでプルプルがたまらない「軟骨ソーキ」もおすすめです。

■今回教えていただいたのは…

伊是名カエさん
(一般社団法人 トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)
沖縄県那覇市出身。管理栄養士・健康運動指導士。琉球料理伝承人。「健康な人生」をテーマに、料理・運動教室を軸にした(一社)トータルウエルネススタジオを運営。その他、県内の医療機関にて非常勤勤務、マスメディアにて健康情報の発信を行っている。
トータルウエルネスプロジェクトオキナワ公式サイト

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