沖縄出身イラストレーターPokke104さんに聞く、沖縄のアートシーンへの想い(後編)|#オキナワッタインタビューvol.3

インスタグラムメディア「オキナワッタ」では、沖縄の魅力を発信するチューハイブランド「WATTA」にまつわるストーリーや、沖縄の新しい魅力、活躍する人物などを紹介しています。

そんなオキナワッタがお送りする、インタビュー企画🗣💬

「オキナワッタ」の中の人、MANARiNが、沖縄で活躍する面白くて素敵な方々にインタビューしてご紹介していきますので、ぜひお楽しみくださいっ♩

Pokke104さんのインタビュー(後編)!

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インスピレーションを受けているもの

Pokke104さんの作品。

MANARiN(以下M):ポッケさん、普段沖縄をイメージしているような絵が多いと思うんですけど、沖縄のどんなものからインスピレーション受けてますか?

Pokke104さん:自然もそうなんですけど、人も、自分の心を動かすものって、目に見えるものだけではなく、言葉やその時の感動とかを絵で表現するようにしていて、、

沖縄に生まれてよかったなと思う瞬間は、20歳の頃のダイビングがきっかけで、「自分はなんて素晴らしいところに住んでるんだろう!」という衝撃を全身で感じたんです。

シュノーケリング中のpokke104さん。

その時に今まで当たり前だった世界が、言葉だったり方言だったり、食もそうだし、ありとあらゆるものが愛しく誇れるものになって、その瞬間に、沖縄のものを描きたくなったんです。

その前までは、海ってバーベキューで楽しむ場所だったんですよ(笑)でもある時、やったことないものを片っ端からトライしようっていう時期があって、ダイビングがヒットしましたね!(笑)沖縄にいるときは、夏場は1人でも週1で海行ってて…

M:え〜!すごい!じゃあその時に色々挑戦したことがきっかけで、沖縄っていい!って改めて思ったんですね〜。

Pokke104さん:そう、もっと知りたい!って思って。

その時に琉球舞踊も習ったんです。琉球舞踊の古典音楽の歌の意味を知って、絵にしたいってのがあって…でも何回やっても琉球舞踊は上手くなりませんでした。笑

M:え〜そうなんですか!(笑)結構スローな動きが多いイメージです。

Pokke104さん:そうですね〜、本当に練習風景とか見ると、本当に好き度が増すというか、今でも沖縄戻ったときは、稽古で先生に歌の意味を教えてもらったりはするんですけど…。

沖縄の伝統舞踊を描いた作品。

最近はコロナでしばらく行けてないんですけど、顔出したり、舞踊の講演会があるときは必ず足を運んでいますね〜。東京でしょっちゅうやっているので。

M:じゃあ基本は、自分が何か経験した時に自分が感じる感情からインスピレーションが生まれるって感じなんですね!ということは、ポッケさんの「心」が絵には表れているんですね〜!

Pokke104さん:それを感じてもらえたら嬉しいです!

M:この前のDFSでやってたイベントのライブペイントも、私は行けなかったんですが、ストーリーズでその様子をちょっと見ていて、こんな手順で描くんだ〜と思って!

出来上がった作品は見るけど、なかなか最初から出来上がるまでの工程を見る機会ってないので、こういう風に仕上がっていくんだ〜って知れて面白かったです!

Pokke104さん:ありがとうございます〜!

パソコンで描く手順と、ライブペイントって真反対で、パソコンはラインから描くんですけど、ライブペイントは色から入っていくんです。あと、あれ描いて〜!これ描いて〜!ってリクエストとかもたまに入れていて…、普段は隣に大きな画用紙とか置いていて、子供たちが一緒に描きながら、私も描きながら、使っている画材とかも紹介しながら描く。みたいな空間になっていたりするんです。

DFS沖縄のイベントでライブペイント中のPokke104さん。

あと、アーティストさんとコラボするときは、音楽1曲が終わるまでに完成させる、無言でバァ〜って描くこともあります。

M:え!曲って長くても5分とか…その間で完成させるんですか?

Pokke104さん:そのパターンもあります!あとは、1時間〜2時間のライブの間に2m×2mのサイズを完成させるパターンとか、色々ありますね。

M:そういうライブペイントの時って、描くイメージは作っていくんですか?それともその場でですか?

Pokke104さん:特に依頼者がこういう感じで描いて欲しいとか、コラボレーションってなったときは大体イメージで作っていくんですけど、自分の表現で描く時は、もうノープランで、その場の雰囲気とか声とか話とか聴きながら描くことが多いですね、リクエスト聞いたりして。

M:この前も、DFSイベント前に石垣島の個展が合ったから、ミンサー柄を入れたっておっしゃってましたもんね!(※ミンサー柄=八重山地方の伝統織物で、『いつ(五)の世(四)までも末永く』という意味が込められています。)

Pokke104さん:そうそう。いつの世も、みんなに愛されるように〜って。

M:そういうメッセージも込められているのも素敵です〜!次は絶対行きたいなぁ。

沖縄に帰ってきたら絶対行く場所

M:ポッケさんが沖縄に帰ってきたら絶対行く場所ってありますか?

Pokke104さん:絶対行きたい場所は、お墓ですね。

私の中のパワースポットじゃないけど、やっぱり、自分のルーツをもう一度確かめに行ったりとか…あとは思い出があるんですよね。

Pokkeさんのパワースポットでもある、沖縄の亀甲墓。

私は両親が共働きだったので、祖父母に預けられていて、2人がすごくお墓を大事にしていたんです。草刈りとか、お墓参りについて行ったりとか…。沖縄の昔ながらの亀甲墓で、読谷と石垣島にあるんですけど、そこって本当に緑がいっぱいで、遊び場だったからそういう楽しい思い出もあるんですよね〜。

また、すごくよく面倒も見てもらったので、お墓に行くと、祖父母に会った感覚になるんですよ。最近も帰ってきたときにお墓参り行ったんですけど、1人でぶつぶつ話してましたね。笑

うん、大好きですね〜沖縄の亀甲墓。

M:へぇ〜!元気をもらえる場所なんですね。

Pokke104さん:そうですね。会ってる感覚になれる場所で、怖くないですもんね!笑

M:確かに。シーミーも楽しいですもんね!

Pokke104さん:そう!今回はコロナで行けなかったんですけど…みんなでピクニックするじゃないですか(笑)

あとは、仕事の状況を見ながら、ちょっとでも時間が空いたら海に行きます。潜ったりもしますね〜!まなりさんもします?

海に潜るPokke104さん。

M:私はシュノーケリングはするんですけど、ダイビングはしたことなくて…!来年こそやりたいなと思ってます(笑)ぜひタイミング合えば、一緒に連れてってください!笑

大体どのくらいの頻度で沖縄に帰ってくるんですか?

Pokke104さん:コロナ前は、大体月一くらいですかね!笑

イベントやらなんやらで結構帰ってきてますね〜!

M:それだけ帰ってると、確かに東京に住んでる感じもしなさそうですね!笑

Pokke104さん:ないですね!東京にも沖縄の友達も多いですし…

東京に来てからは、日本という文化をより感じられますね。東京の離島とかもよく行くんですけど、8時間くらいで野生のイルカが見れる御蔵島(みくらじま)っていう島があったりだとか、沖縄みたいに海が綺麗な場所もあったりとか、沖縄以外でも、その土地それぞれの良さを感じれて楽しんでますね〜!

まなりさんにもオススメです!ぜひ行ってみてください♩

沖縄って、地域のコミュニティを大切にするところとか、自然に感謝する行事が多いので、改めて日常の大切さとか、感謝する気持ちを行く度に感じさせてもらってますね、教えてもらえる感じがします。

M:なるほど〜!本島よりも、昔からの伝統が濃く残っている離島は多いですもんね〜。方言とかも、島によって全然違って面白いですよね!

最近行った伊是名島でも、おっちゃんたちの会話が聞こえてきて、発音の仕方が分からない言葉とか出てきたりして、本当に外国語みたいでしたよ〜(笑)

ポッケさん、沖縄で1番好きな離島はどこですか?

Pokke104さん:あ〜もう慶良間諸島ですよ〜!毎年必ず行ってて、12月末から4月前半まではザトウクジラが帰ってくるので…。絶対行きますね!

初めて見た瞬間恋に落ちて、それから毎年会いにいき、また描き…(笑)

慶良間諸島の海 撮影:Pokke104さん

たまに、美ら海水族館の方からクジラが飛んでるのも見えますよ!前に親子が潮吹いているのを見ました!

M:へぇ〜!すごい!

Pokke104さん:冬の沖縄の楽しみですよね〜!冬の海も好きだな〜。

クジラの歌が聞こえるんですよ!ダイビングで、3月くらいに潜ると、クジラの歌が聴こえます♩「クルクルクル〜」って歌も聴こえれば…聴いてほしい〜!波が荒れてない時、ダイビングいいですよ〜!

M:冬の沖縄の楽しみ方を探すのもいいかも知れないですね〜!

Pokke104さん:まなりさん、あちこち離島行かれてて、好きな離島とかありますか?

M:自分は伊平屋島が好きなんです!あんなにポテンシャルの高い海があって、地形もかっこいいし、なのに全然観光客がいないから、もうどこ行っても貸し切りなんですよ!笑

友達と1回行ってハマって、同じ月にまたすぐ家族とも行って…(笑)

珊瑚もたくさんだし、海の色もキレイだし、人も全然いないから心身ともにリラックスして過ごせるんですよ~(笑)

Pokke104さん:へぇ〜めちゃくちゃ良い!ぜひ行ってみます〜!

沖縄で印象深い行事・文化

幼い頃のPokke104さんとPokke104さんの祖父。

M:最後に、沖縄で一番印象深い行事、文化とかってありますか?

Pokke104さん:そうですね〜、おばあちゃんの家が諸見(沖縄市)だったので、だから家族みんなが集まる暖かい場で聴こえてくるエイサーや好きで、太鼓の練習の音とかでもワクワクするじゃないですか!だからお盆とかシーミーとか、その時期が一番好きですね。

M:一緒です!エイサーの音楽とか太鼓の音が聴こえると、テンション上がりますよね〜!

Pokke104さん:どこいても、カチャーシーしますよ〜!海外にいても、太鼓の音が聴こえたらこうやって踊ってて…(笑)

ほんと、それぞれ地域とか島特有の文化も色々あると思うんですけど、私の中ではダントツで、お盆のウンケーとかウークイとかが好きですね。お墓参りも好きだし(笑)

M:そこも作品や今のポッケさんに繋がってますね!(笑)ステキだ〜!

ではポッケさん、今日は貴重なお時間、ステキなお話をありがとうございました〜!

ぜひまたお話できると嬉しいです!

Pokke104さん:こちらこそ、楽しく色んなお話ができて嬉しかったです!

またお話しましょう。ありがとうございました〜!


沖縄から東京、そして海外へ、現在も活躍の幅を広げるなか、自分のルーツを大切にしながら、たくさんの人々に絵を通してメッセージを伝え続けるPokke104(池城由紀乃)さん!

今回は、普段インスピレーションを受けているものについて、また、当たり前だった沖縄の文化や景色が愛おしくなった瞬間についてもお話頂いて、今のPokke104さんの絵から「あたたかい沖縄」を感じる理由を知ることができました!

沖縄に帰ってきたら絶対行く場所が「お墓」だなんて、予想外で最初は驚きましたが、祖父母との思い出が詰まった大切な場所なんだとお話を聞き、そんな沖縄らしいエピソードが今のPokke104さんの作品に生きているんだなと感じますよね!

これからも、Pokke104さんを通して繋がっていく沖縄への想いや、Pokke104さんの今後の活躍も楽しみです♪

さて、3記事に渡ってお届けしたPokke104さんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?

たくさんの興味深いお話が聞けて、あっという間に時間が過ぎてしまいました!本当にありがとうございました!

では皆さん、次回のインタビュー企画もお楽しみに~♪

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