7月から順次展開。オリオン商品に表記される「純アルコール量」とは?

オリオンビールは、取扱商品(沖縄県内でライセンス製造・販売するアサヒスーパードライを含む)について、これまでの“アルコール度数”と共に、“純アルコール量”を缶体に表記します。7月発売予定の「ザ・ドラフト 沖縄県内限定缶」から順次展開し、2022年夏頃までには全ての製品に記載が完了する見込みです。

「純アルコール量」って?

純アルコール量とは、お酒に含まれているアルコールの量を表しています。
よく耳にするのは「アルコール度数」だと思います。では、「アルコール度数」と「純アルコール量」の違いは? というと、アルコール度数は、「摂氏15℃の時に、原容量百分中に含有するエチルアルコールの容量」と定義されています。
単位としては、アルコール度数は「%」や「度」、純アルコール量は「g(グラム)」。ここからも分かるように、アルコール度数は「そのお酒の強さ」であるのに対し、純アルコール量は、飲酒することによって体内にどのくらいのアルコールが入ったかを示します。ですので、同じ商品でも「容量」が変われば、体内に摂取されるアルコール量が変わるということです。

オリオンビールは、各商品に含まれるアルコールの量をしっかりと示して、“適正な飲酒生活”を送るための一助にしてほしい、という思いを込めて、今回の施策を実行します。

ザ・ドラフトの缶体に記載する純アルコール量

純アルコール量を算出する計算式は以下の通りです。
容量(ml)× アルコール度数 × 比重0.8
アルコール度数5%の「オリオン・ザ・ドラフト」を例に取ると、
350ml 缶は、350× 5% × 0.8 = 14g
500ml 缶は、500× 5% × 0.8 = 20g
となります。

沖縄県の健康・長寿の復活を目指し、社会全体で健康づくりを総合的に推進することを目的とした「健康おきなわ21」(沖縄県保健医療部健康長寿課)によると、節度ある適度な飲酒量(適正飲酒量)は、純アルコール量で1日平均約20g(女性はその半分)と言われ、男性40g、女性20gを超えると、生活習慣病のリスクを高めるとされています。

もちろん年齢や体重、体質によってもアルコールの分解能力に差があるため、適正飲酒量に個人差はありますが、まずは飲酒量を「アルコール度数」や「何杯飲んだか」ではなく、「純アルコール量」で管理することが大事なのです。

不適切な飲酒は、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、痛風などの生活習慣病のリスクを高めます。よく言われる肝臓だけではなく、脳、歯、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、すい臓、心臓、血管、骨など、全身に影響を及ぼします。

「お酒は長く、楽しく、健康的に」…純アルコール量の可視化で飲酒課題の改善を

これまでもオリオンビールは沖縄県が抱えるアルコールによる健康の課題に積極的に取り組んできました。2019年末には“ストロング系”といわれる高アルコール製品を廃止、2021年には優しく楽しめる2%の低アルコールの「DOSEE(ドゥーシー)」を開発・販売するなど、「お酒は長く、楽しく、健康的に」をモットーに、より良い飲酒文化とは何かを常に模索しています。

今回、各商品の純アルコール量を公式サイトの栄養成分一覧表に表記することに加えて、実際の商品にも明示することとしました。純アルコール量を可視化し、お酒を楽しまれるときにも把握しやすくすることで、健康的な飲酒文化づくりの一助になればと願っています。