100年先の首里城を見据えて…再建支援デザインの「オリオン ザ・ドラフト」

首里城再建支援デザイン第2弾をスタート

首里城正殿など7棟が焼失して、10月31日で1年となります。

この悲しみの日を忘れないために、また、希望の灯をともし続けるために、「オリオン ザ・ドラフト」の首里城再建支援デザイン缶と瓶の第2弾を発売しました。

首里城再建支援デザインの商品は2020年1月に発売され、今回で第2弾。デザインは第1弾同様、首里城のイラストと首里城の装飾にも使用されている流水紋を紅型風にあしらいました。川の流れを表現した流水紋は、“苦難や困難を流す”という意味もあります。

今回も、それぞれ1本の売上ごとに3円を積み立て、首里城再建のためのイヌマキの植樹・育樹および沖縄県民の心に留めるための活動、その他支援活動に使用します。

首里城の建築材料として認められてきたイヌマキ(チャーギ)

首里城は、これまで、1453年、1660年、1709年、そして、沖縄戦の1945年に焼失をしましたが、そのたびに力強く復元されてきました。今回も2019年の焼失の“苦難や困難を流し”、必ずや復元が果たされることと思います。

ただ、これまでの復元と大きく違う点は、首里城の建築材料であるイヌマキ(チャーギ)やタイワンヒノキなどの木材の調達が難しいという点。イヌマキはシロアリに強く、沖縄の風土にも適した木材と言われ、特に、正殿等に使われるものは無垢で大径の大木が必要だと言われています。

1747年成立した琉球の林政書の一つ「杣山法式仕次(そまやまほうしきしつぎ)」では、それまで首里城の正殿建築に用いてきたカシは腐りやすいため、今後は「イヌマキと定める」とあり、琉球はこれらの木の植林を奨励してきました。

しかし、イヌマキは沖縄戦で完全焼失した後、沖縄県内で育樹されませんでした。1992年の前回の復元では、代替として、正殿だけで樹齢300~500年の直径1m大のタイワンヒノキを約100本使用したのですが、現在、台湾ではタイワンヒノキの伐採は禁止され、日本への輸出はできなくなっています。そして、近年の世界的な森林保護の意識の高まりもあり、代替の材木についても調達は安易ではないことが考えられます。

100年先の首里城を見据えて、今できること

沖縄本島北部の森で育てているイヌマキ

オリオンビールは「沖縄の文化を本当の意味で残し、持続可能な文化継承を行っていくにはイヌマキの県内での育樹が必須」と考え、沖縄本島北部の森でイヌマキを育て始めています。植樹から1年4カ月ほど経ち、大きいものでは1m20cmほどに成長いたしました。

100年先の首里城を見据え、さらには、持続可能な文化継承に貢献していくための取り組みの進捗は改めてご報告していきます。

ザ・ドラフト「首里城再建支援デザイン缶・びん第2弾」の味わいを楽しみながらも、いつか出合える首里城の勇姿に思いを馳せませんか?


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※定番品のザ・ドラフトと数量限定でデザインを切り替えて販売しています、なくなり次第終了

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