オリオンも活動を応援!|沖縄のサンゴを守り続ける「チーム美らサンゴ」

沖縄本島の中央部に位置し、青の洞窟で有名な真栄田岬や万座毛などの観光スポットや、ビーチ、リゾートホテルが多数点在する恩納村。

海岸沿いの国道58号線からは青い海が望め、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツも盛んです。現在もダイバーに人気の地域ではありますが、近年では、地球温暖化による環境の変化などにより周辺海域のサンゴの数は激減しています。

発足から17年。沖縄のサンゴを守り続ける「チーム美らサンゴ」

サンゴの植え付けや苗作り活動を行う「チーム美らサンゴ」/写真提供:沖縄ダイビングサービスLagoon(ラグーン)

かつては、目を見張るほど美しいサンゴ礁が広がっていた恩納村の海、そして沖縄の海ですが、開発工事による赤土の流出、海水温の上昇に伴う白化現象、オニヒトデの食害、生活排水やごみ問題といった影響により、危機的状況に陥っています。

そんな中、沖縄県内外の企業が集まり「自分たちの手でサンゴを植え付け、かつての水中景観を取り戻したい!」と、2004年に結成された「チーム美らサンゴ」をご存じでしょうか。

これまでに1万本を超えるサンゴの植え付けを行っている「チーム美らサンゴ」/写真提供:沖縄ダイビングサービスLagoon

「チーム美らサンゴ」は、20年前からサンゴの養殖を行う恩納村漁業協同組合や地元関係者、環境省、沖縄県、2018年に「サンゴの村宣言~世界一サンゴにやさしい村~」を掲げ、村全体がサンゴや自然環境保全に取り組んでいる恩納村など、行政の後援を得ながら、サンゴ苗の植え付けや、沖縄県外における啓発イベントを開催。

「美ら海を大切にする心」をより多くの人に広げることを目的にサンゴの保全に取り組み、活動は今年で17年目を迎えました。これまでの参加人数は3,906人、植え付けたサンゴの数は1万5423本に上っています。今回はオリオンビールもチームの一員として参加する「チーム美らサンゴ」の活動についてご紹介します。

小さな子供から大人まで楽しめるサンゴ苗作りにチャレンジしよう!

「沖縄ダイビングサービスLagoon」代表の池野正一(いけの・しょういち)さん

お邪魔したのは「チーム美らサンゴ」の協力企業である恩納村の「沖縄ダイビングサービスLagoon(ラグーン)」。代表の池野正一(いけの・しょういち)さんから、沖縄のサンゴの状況や「チーム美らサンゴ」の活動の内容についてお話を聞くことができました。

「沖縄ダイビングサービスLagoon」では、サンゴの苗作り、サンゴ植え付けシュノーケル、サンゴ植え付けダイビング、サンゴの産卵観察など、「チーム美らサンゴ」の活動の一環であるさまざまなプログラムを実施しています。今回は、年齢問わず気軽に参加できる「サンゴ苗作り体験コース」に参加してきました。

スタッフが長年の経験で得たサンゴの知識を分かりやすく説明

「サンゴ苗作り体験コース」は、サンゴレクチャーと、サンゴ養殖場見学、サンゴ苗作り体験を約1時間で楽しめる家族連れや友人同士などにおすすめのコースです。

レクチャーでは、オリジナルのガイドブックに沿ってサンゴに関する基礎知識や現状などをスタッフが分かりやすく説明。「サンゴが多い海は魚や海産物が豊か。サンゴを守ることは水産資源を守ることにもつながる」など、海はもちろん、人々の生活、地球にとっても大切な役割を果たしているサンゴの重要性についても学ぶことができます。

周辺の海から海水を引いた水槽では熱帯魚、ナマコ、ヒトデなどの生き物も飼育
やがてサンゴが根を張るスティックに無事に育ってほしい願いを書き込みます

次に、恩納村の海を再現した水槽が並ぶサンゴの養殖施設でサンゴ苗を作ります。まず、スティックにサンゴへのメッセージを書き込み、親サンゴ(恩納村漁協が恩納村海域からドナーとして採捕したもの※特別採捕許可が必要)を針金で巻き付けますが、サンゴは熱に弱く、人間の体温でも火傷を負ってしまいますので、水槽で手の温度を下げてから素早くスティックに固定するのがポイントです。

まずは水槽の海水で手のひらの温度を下げましょう
スティックから親サンゴが外れないよう針金でしっかり固定

スティックの素材は、シャコ貝の養殖に使うにがり成分(炭酸マグネシウム)で、海底の岩盤に近い成分とサンゴが付きやすい形状を「恩納村漁業協同組合」が試行錯誤しながら作り上げたもの。

苗作り後は水深の浅い海中の中間育成棚で約半年間成長させ、十分にサンゴが固着したら漁協の海人(漁師)やダイバーによって水深5m程の海域に植え付けられます。5年程で養殖なのか天然なのか区別がつかない状態まで成長します。

中間育成棚にはたくさんの想いが込められたスティックが並びます/写真提供:沖縄ダイビングサービスLagoon

その後はモニタリングを行い、生存率を確認。2012年からは産卵も見られ、写真撮影にも成功しています。サンゴは種類によって成長の速度が異なりますが、過去に植えたサンゴの中には直径1mを超え、ミドリイシ系(枝状サンゴ)のサンゴを中心に、順調に成長。周辺は小魚たちの住処になりつつあるそうです。

2018年7月18日の様子/写真提供:沖縄ダイビングサービスLagoon
2021年6月24日の様子(約3年後)/写真提供:沖縄ダイビングサービスLagoon

サンゴのためにできることから始めよう!

恩納村の海に植え付けたサンゴの産卵/写真提供:沖縄ダイビングサービスLagoon

体験の最後に池野さんは、「サンゴ苗の植え付けや苗作りを始めた当初はうまく成長せずに死んでしまったり、難しさを感じていました。ですが、現在では生存率が上がり、産卵する姿も見られるようになりました。成長の様子が目に見えるとやりがいを感じます」と活動の中での喜びを明かします。

また、「世界中のサンゴは今なお深刻な状況ではありますが、恩納村のサンゴは年々増えているエリアも多く、サンゴも高水温に耐えられるよう進化しているのかもしれません。このような活動を通じサンゴを含め自然に目を向け、行動を起こしてくれる人が多くなればと思います」とサンゴの再生に希望があることも教えてくれました。

植え付けるサンゴ片の親となるサンゴの養殖風景/写真提供:沖縄ダイビングサービスLagoon

マイバックやマイボトルの持参、エアコンの温度を上げる、「チーム美らサンゴ」の活動を知る・参加するなど、日常のほんのわずかな心掛けがサンゴの保全につながります。「便利さや快適さを求める人間の生活の変化によって少なくなってしまったサンゴのために、地球のために、まずは知ることから始めてほしい」と池野さんは話します。

ORION×CHUMSコラボグッズをゲットして「チーム美らサンゴ」を応援!

南国感たっぷりのオリジナルTシャツは全3色

7月9日にオリオンビールとアウトドアファッションブランド「CHUMS(チャムス)」のコラボレーショングッズがリリースされました。

今回お目見えしたアイテムは夏のアウトドアシーンで活躍してくれそうなTシャツとステンレスパイントカップの2品。どちらにも「オリオン ザ・ドラフト」を片手に持ったCHUMSのマスコット・ブービーバードと、その背景にウェーブ(波)やヤシの木が描かれ、沖縄らしい仕上がり。

ビーチやキャンプに持っていきたいステンレスパイントカップ

さらに、沖縄の美ら海の保全に貢献していきたいというCHUMSとオリオンとの思いが合致して、売り上げの一部(1%)は、「チーム美らサンゴ」に寄付。沖縄の海のサンゴを守る活動資金となります。

「沖縄ダイビングサービスLagoon」は「チーム美らサンゴ」の活動に協力しています

コラボグッズはオリオンビール公式通販と沖縄県内のアウトドアショップ「NEOS」にて販売しています。

今年の夏はORION×CHUMSコラボグッズでアウトドアを楽しみながら、サンゴのため、沖縄の海のため、そして地球のためにできることを考えてみませんか?

チーム美らサンゴの公式サイトはこちら
沖縄ダイビングサービスLagoonの公式サイトはこちら

CHUMSとのコラボグッズは、オリオンビール公式通販で取扱っています。

※(2021/7/20)チャリティ付きコラボグッズは好評のため完売しています。応援いただいた皆様、誠にありがとうございます。次回入荷は2021年8月上旬を予定しています。