豚だしが決め手!沖縄風炊き込みご飯「クファジューシー」

12月に入り冬至が近づいてきました。今回紹介するのは、そんな冬にぴったりの、沖縄風炊き込みご飯の「クファ(硬)ジューシー」です。

冬至は1年で最も太陽が出る時間が短い日のことで、沖縄では「トゥンジー」といいます。本州ではかぼちゃやゆずなどを使った料理を食べますが、沖縄ではチンヌク(里芋)を入れて炊いた「トゥンジージューシー」を食べます。

今回紹介するのは、基本の「クファ(硬)ジューシー」の作り方。 まずはこの作り方を覚えて、いろんなバリエーションを加えてみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

・米 2cup (※200ccの計量カップ。合(1合=180cc)ではありませんので、計量に注意してください)
・豚だし 300cc
・かつおだし 150cc
・豚三枚肉(生) 150g
・乾燥しいたけ 2枚
・にんじん 30g
・かまぼこ 30g
・塩 小さじ1
・しょうゆ 大さじ1・1/2
・ラード 小さじ2
・青ねぎ 3~5本

作り方

① 米は洗米し、ザルにあげてから水気を切っておく。

② 豚三枚肉は丸ごと水から茹で、あられ切り(5mm角)にする。

③ 水で戻したしいたけ、にんじん、かまぼこも、豚三枚肉にそろえて切る。青ねぎは小口切りにする。

④ 炊飯鍋に分量のだし汁と調味料を入れ混ぜ、①②青ねぎ以外の③を入れて炊く。(炊飯器でも可)

⑤ 炊き上がったらラードを加え混ぜ、青ねぎを混ぜて蒸らす。

■ポイント
炊き上がりに加えるラードは入れることでコクが加わり、味わい深くなります。ラードの代用でサラダ油でもおいしく仕上がります。

今回紹介した基本の「クファジューシー」、チンヌクを加えた「トゥンジージューシー」の他、旧盆の初日に作られる「ウンケー(お迎え)ジューシー」は、青ねぎの代わりに刻んだしょうがの葉を入れる家庭もあります。

クファジューシーは沖縄の行事に欠かせない定番メニューです。豚だしのうま味をぜひ楽しんでくださいね。

■今回教えていただいたのは…

伊是名カエさん

(一般社団法人 トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)
沖縄県那覇市出身。管理栄養士・健康運動指導士。琉球料理伝承人。「健康な人生」をテーマに、料理・運動教室を軸にした(一社)トータルウエルネススタジオを運営。その他、県内の医療機関にて非常勤勤務、マスメディアにて健康情報の発信を行っている。
トータルウエルネスプロジェクトオキナワ公式サイト


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