名護十字路商店連合会・上地さんインタビュー|ビールの街・名護の誕生は“勝手に宣言”から始まった!?

名護のシンボル「ヒンプンガジュマル」/©OCVB

沖縄県の名護市というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

車を運転される方でしたら、沖縄自動車道の終点・許田インターチェンジや、そこから少し北向けに走った「道の駅許田」のある街というとイメージかもしれません。他にも、美しいビーチややんばるの森など、さまざまな魅力を持つエリアとして、沖縄本島北部エリアの拠点として、人気を集めています。そんな名護市に、オリオンビール名護工場もあります。

オリオンハッピーパーク

また近年は「ビールの街・名護」として、地元主導でさまざまな取り組みが行われていることも知られるようになっています。「ビールの街・名護」の活動はどのようにして生まれたのでしょうか? 名護十字路商店連合会 会長で、「75BEER PROJECT」のリーダーも務める上地安郎さんを訪ねました。

名護十字路商店連合会会長で、「75BEER PROJECT」のリーダーも務める上地安郎さん

はじまりは「ビールの街」を宣言したこと

名護市は2016年、地元のイベント「カリークリスマス! in 名護」にて、祭りの実行委員長(地元でホテルを展開する前田産業ホテルズの前田裕子社長)が無類のビール好きだった(!)こともあり、「おいしいビールをもっとアピールして街おこしをしよう!」という掛け声のもと、“勝手に”ビールの街を宣言しました。

「カリークリスマス! in 名護」の様子

このビールの街宣言をきっかけに、地元とオリオンビールとの連携が推進されていきます。

「2017年に名護大通り会と大西通り会が中心になり、『7つの通り会を1つにまとめた商店街グループを作ろう!』ということで名護十字路商店連合会が発足しました。まずは近くにあるオリオンビール工場と一緒に何かできないか、その強みを生かして、『ビールで名護(まち)おこし』が会員の合言葉になりました。その両者の思いが合わさって、オリオンビール株式会社様の協力のもと、名護工場の醸造技術向上チームの活動の一環として、試験的に名護限定ビールを作ってみようというお話をいただきました」と、“勝手に”した宣言が徐々に地域を巻き込み、大きなうねりになっていきます。

2017年に行われたビールの街・名護を語る会の様子

名護市民も巻き込んだ「75BEER」づくり

「大好きな名護を大好きなビールで盛り上げたい」と、上地さんたちはそれからも積極的に動いていきます。オリオンビールにとっても、クラフトビールは創業以来初となる挑戦で、製造部を中心に、上地さんたち地元の人の熱量にも後押しされるように、醸造技術向上チームの開発のピッチも自然と上がっていきます。

上地さんが掲げたキャッチフレーズの中には「大好きな名護」という言葉がありました。そのためには、まずは地元の人から愛されるものでないといけないということで、ビールの風味に関して、名護市民にアンケートを実施しました。

上地さんは「市民から頂いたアンケート結果を基に開発が進み、さわやかな柑橘系の香り(シークヮーサーを連想させる香りを表現)で名護湾の夕陽をイメージした琥珀色が特徴のビールになりました。地元に愛されるビールを、名護のゆったりとした雰囲気の中で、味わい深いビールを堪能いただきたい。名護に新鮮な樽生を飲みに来るお客様が増えますようにと願いを込めました」と振り返りました。

名護十字路商店連合会とオリオンビールのメンバー

2019年10月に名護市内限定でテスト販売をしたところ、わずか4日間で瓶23,000本を完売。半年で樽生(10リットル)1,500樽を完売しました。

その大盛況を受け、2019年12月に、正式にオリオン初のプレミアムクラフトとして「75BEER」が誕生。地元の人たちの思いが1つの形になりました。

オリオンビール初のプレミアムクラフトビール「75BEER」

また、2020年夏には「75BEER」のシリーズ第2弾として、夏時期だけの特別な「75BEER IPA」を数量限定で販売。名護産シークヮーサーと5種類のホップを使った一品で、「華やかな香り、心地よい苦み」が特徴のプレミアムクラフトビールに仕上がりました。

第2弾開発時のミーティングの様子
限定で発売された「75BEER IPA」

名護を盛り上げるためのサービスやイベントも

名護市のためにタッグを組んだ名護十字路商店連合会とオリオンビールは、コロナ禍でも活動を止めず、スーパーマーケットでの買い物や病院での薬の受け取りが困難な高齢の人や子供がいる家庭のために、店舗とタクシーをつなぐ「ナゴ×タクシーデリバリー」を実施。

さらに、緊急事態宣言が解除された後も、9月18日から4日間、ビールの街らしく、店舗にて「75BEER-IPA」とおつまみなどのメニューを楽しめるチケットではしご酒をする飲み歩きイベント「ビールの街名護ビアホッピング」を開催しました。

「多くのお客様に合計376ホッピングしていただきました。追加でビールをたくさん飲んでいただく方も多く、街の中を『75BEER』オリジナルストラップにビアグラスをぶら下げて歩いていただきました」と、こちらも大盛況!

名護市独自でも、「75BEER」を活用したフードペアリングセミナーやライブサーキットを行っている店をはしごするイベント「名護ライブサーキット」、“Q-Wave会(くえぶーかい)”という飲食店のグループによるビールに合うグルメ対決イベント「75-1グランプリ」などを開催しています。

「名護ライブサーキット」の様子

「75BEER」を形にして、さまざまなイベントを開催する上地さんですが、野望はまだまだ続きます。「ビール中心の街ということで、世界各国のビールイベント『75BEERサミット』など開催に向けた取り組み、コロナでさまざまなイベントが中止になっているので、それに代わるイベントを考え実施していきたいと考えております。ビールの街としてまだまだ歩み始めたばかりですが、今後は多くの観光客の皆様が楽しんでいただけるような街にしたいと考え、取り組み続けます!」と熱く語っていただきました。

今度の旅は、“ビール”というキーワードで名護を訪れてみませんか?


75BEERはオリオンビール公式通販で購入できます。

75BEERはもちろん、専用グラスも販売中。ぜひご自宅での寛ぎの時間にお楽しみください。

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