「ハーリー」美しい爬竜船や漕ぎ手の勇姿を楽しむ【沖縄のお祭り】

沖縄はかつて琉球王国という1つの国でした。日本や中国との関係性の中で、学問や文化、食など、あらゆるものを取り入れ、それを吸収しながら、舞踊、陶芸、漆器、織物など、独自の琉球文化を創出していきました。

そんな中で、今でも沖縄県民から大事に守り育まれているさまざまな“お祭り“もその1つ。今回は豊漁と海上安全を祈願する海のお祭り「ハーリー(ハーレー)」をご紹介。

旧暦の5月4日「ユッカヌヒー」に、ハーリー歌を歌いながら大勢の漕ぎ手が息を合わせて爬龍船(はりゅうせん)やサバニと呼ばれる船を漕いで競い合う「ハーリー」が行われます。

 糸満ハーレー/©OCVB

ハーリーは、14世紀に明から来た職能集団・閩人三十六姓(びんじんさんじゅうろくせい)が伝えたという説、「琉球国旧記」などの文献には長浜大夫(ながはま・たいふ)という人が中国南京の爬竜船(はりゅうせん)を模倣して造り、太平を祝すために那覇港で競漕したという俗説が残っています。

糸満ハーレー/©OCVB

琉球王朝時代には国王も観覧、冊封使(さっぽうし)と呼ばれる明や清からの使者が来た際には首里の龍潭池(りゅうたんいけ)でもハーリーが開かれたと言われています。

この中国伝来のハーリーの見どころを、豊見城市(とみぐすくし)の豊見城龍船協会・金城豊明会長に聞くと「沖縄の青い海を舞台に、漕ぎ手が息を合わせて勇敢に漕ぎ進めていくところ」とのこと。

ちなみに、沖縄県下最大規模の那覇ハーリーでは、長さ14.55mの船に、32人の漕ぎ手のほか、鐘打ち、舵取り、旗振りなど大人がなんと合計42人も乗り込みます。

那覇ハーリー/©OCVB

龍をかたどった爬竜船やその色使いなどは美しく見ているだけでも楽しめますが、「観光客の方もハーリーの漕ぎ手として参加できる大会もあります」(金城会長)と、参加ができる楽しみも。

那覇ハーリー/©OCVB

来年の旧暦5月4日前後には、また、沖縄県内各地でハーリー歌が響き、漕ぎ手たちの勇姿が会場で見られるのが楽しみです。

【沖縄各地のハーリー大会】

  • 国頭村まつり
  • いへやまつり
  • いぜな尚円王まつり
  • 伊是名漁協ハーリー
  • 大兼久ハーリー
  • 塩屋湾ウンガミ
  • 根路銘地区の海神祭
  • 東村・海神祭
  • 今帰仁ハーリーカーニバル
  • 本部海洋まつり
  • 健賢ハーリー
  • 伊江村海神祭
  • 名護市長杯争奪全島ハーリー
  • 金武町ハーリー
  • 前兼久ハーリー
  • 読谷村ハーリー
  • 嘉手納ハーリー
  • 北谷ニライハーリー
  • 屋慶名ハーリー
  • 平安座ハーリー
  • 浜ハーリー
  • 比嘉ハーリー
  • 平敷屋ハーリー
  • 津堅島ハーリー
  • うるま市石川ハーリー
  • 伊計島ハーリー
  • 桃原ハーリー
  • 宜野湾はごろもハーリー
  • てだこハーリー
  • 那覇ハーリー
  • 当浦ハーリー
  • 海野ハーリー
  • 奥武島海神祭
  • 馬天ハーリー
  • 豊見城ハーリー
  • 喜屋武ハーリー
  • 糸満ハーレー
  • 名城ハーリー
  • 港川ハーレー
  • 粟国海神祭
  • 渡名喜村・海神祭
  • 鳥島ハーリー
  • 真泊ハーリー
  • 儀間ハーリー
  • 阿波連ハーリー
  • 渡嘉敷村爬竜船競漕大会
  • 宮古島ハーリー
  • 佐良浜ハーリー
  • 池間海神祭
  • 海の日ハーリー
  • 石垣島爬竜船競漕大会
  • 白保海神祭
  • フナクヤーハーリー
  • 細崎ハーリー祭
  • 白浜海岸祭
  • 与那国海神祭爬竜船競漕大会

参考文献:沖縄大百科事典(沖縄タイムス社)


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