再建への思いが詰まった「首里城バッジ」

青い空に朱が映える首里城/©OCVB

2019年10月31日未明、沖縄県のシンボル的な存在であった首里城が炎上しました。

首里城の入り口・守礼門/©OCVB

翌日の朝刊には、「首里城炎上 正殿焼失」「沖縄の象徴崩落」「首里城7棟消失」「貴重文化財も被害か」「炎上11時間」「絶句 嘆き 涙の朝」など沖縄県民にとっては、心の奥がヒリヒリする、何とも悲痛な言葉が並びました。

その一方で、沖縄県の玉城デニー知事は即座に、「必ず復元する」「県は(復元に)全身全霊で取り組む」と力強いメッセージを発して県民を安心させ、その言葉で頽(くずお)れそうになる体を支えられた県民も多かったと思います。

この首里城焼失から、一日も早い復興に向けた継続的な取り組みのシンボルとして、沖縄経済同友会は「首里城バッジ」を制作。今年9月から販売を開始しています。そして、このバッジ販売の収益は、復興支援のために全額沖縄県に寄付されます。

同会が「首里城バッジ」の発想に至ったのは、まさに焼失のニュースを知った直後だったそう。同会でSDGs(持続可能な開発目標)のバッジ制作を検討していたところ、このニュースを知って首里城をモチーフにすることを企画、さまざま検討の末、今年2月の常任幹事会で本格的に製作・販売を決定したそうです。

紅型風の首里城正殿にSDGsのカラー彩色が施されました

そのため、首里城の正殿がかたどられ、それぞれのパーツには、なんとも鮮やかなSDGsの17色のカラーが使われています。

同会事務局長・佐久本卓弥さんは、「沖縄の紅型風に首里城正殿をデザインし、また、SDGsの17色を意識して配色しました。沖縄のシンボルで、県民の心の拠りどころでもある首里城は、歴史的、文化的価値だけでなく、県経済を牽引する観光産業にとっても極めて重要な施設であり、その喪失は言葉では言い表せないものがあります。この状況を踏まえ、当会としましても、1日も早い復興に向けた継続的な取り組みとして『首里城バッジ』を製作・販売し、その収益全額を沖縄県に寄付することと致しました」と思いを打ち明けてくれました。

裏面には、 “いつの世までも”を表す八重山のミンサー織の文様と「’20首里城復興 沖縄経済同友会」の文字が刻印されています。

着脱はマグネット式。バッジの裏面には八重山ミンサーの文様も

オリオンビールでは、同会の取り組みに賛同し、10月からこの「首里城バッジ」を公式通販にて取り扱うことを決定。首里城再建支援に賛同する個人の方も、通販で購入することができるようになります。

佐久本さんは「当会では沖縄県の経済団体を中心にお声掛けをしており、個人の方々へのニーズへお答えできていませんでした。今回、オリオンビールさんが個人の方々へ販売して頂けるということで、皆様も『首里城バッジ』に込めた思いを受けて頂き、是非、一緒に首里城復興の気運を高めて頂けると、うれしく思っております」と感謝の言葉を寄せて頂きました。

皆さまもこの「首里城バッジ」を身に付けて、首里城再建支援への気持ちを表現してみませんか?

※オリオンビール公式通販でも購入可能です(無くなり次第終了)オリオンビール公式通販はこちら。


オリオンビールの首里城再建支援の取り組み

オリオンビールでは、一日も早い再建を願い、昨年に続き「ザ・ドラフト 首里城再建支援デザイン缶・びん第2弾」を数量限定で発売します。首里城火災から約1年が経過する中、再建のさらなる気運を高めるべく、オリオンビールでは継続した活動を行っていきます。

1本あたり3円を首里城復興までの期間における、沖縄県民の心に留めるための活動の支援や、チャーギの植樹に活用する予定です。本デザインは第一弾同様、首里城のイラストと首里城の装飾にも使用されている流水紋を紅型風にあしらい、デザイン致しました。

オリオングループでは、県民の笑顔につながるための首里城の再建を心より願っております。

なお、ザ・ドラフトの首里城再建支援デザイン缶は、オリオンビール公式通販でもご購入いただけます。(2020年9月下旬~同年11月下旬の販売期間中、通常デザインとの切替となります)

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