2022年2月16日
オリオンビール株式会社
オリオンビール株式会社(本社:沖縄県豊見城市、代表取締役社長 兼 執行役員社長CEO 村野 一)が琉球大学や14の自治体・企業・団体と協働して進めている、沖縄の高級魚であるミーバイ(ヤイトハタ)の陸上養殖技術の産官学連携「農水一体型サステイナブル陸上養殖プロジェクト」が、この度、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の支援制度「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) ※1」の本格型に採択されました。
本プロジェクトでは、水産業から見える将来課題(人口増に伴う食糧不足、エネルギー供給の持続可能性、食品ロス・食品廃棄の弊害、担い手不足による漁業経営難)を、「食」、「エネルギー」、「人材」の好循環をうむ仕組みを構築することで解決することを目指して、2020年度に立ち上がったものですが、今回の採択により、今後「最大10年間、最大3.2億円/年度」の助成を受けて研究を進めることになります。
具体的には、①水産生産(閉鎖循環型陸上養殖技術開発)と再生可能エネルギー(電力の効率運用)、②アクアポニックスを含む農業生産などの先端技術研究と、③各研究開発を統合運用するための情報技術研究(徹底的なスマート化)を進めていく予定で、沖縄だけでなく、亜熱帯海洋性の島嶼モデルとして、東南アジアにおける最適な循環社会モデルを構築することを目指していくものです。
オリオンビールは、主に①水産生産(閉鎖循環型陸上養殖技術開発)における「廃棄食料(ビール粕)の資源化(飼料化)」に関わっており、今後も産官学の垣根を超えた連携を推し進め、沖縄の地域課題である貧困問題だけでなく、SDGs目標1「貧困をなくそう」及び目標2「飢餓をゼロに」等の達成に努めて参ります。
琉球大学プレスリリース
https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/31837/
JSTプレスリリース
https://www.jst.go.jp/pf/platform/
https://www.jst.go.jp/pf/platform/file/r3_shoukakushinsa_saitaku.pdf
オリオンビール×琉球大学「SDGsに関する連携協定」
https://www.orionbeer.co.jp/story/collaboration-for-the-sdgs/
※その他詳細は、COI-NEXTプロジェクト公式サイト(https://www.jst.go.jp/pf/platform/) をご覧ください
オリオンビール株式会社 CSR・広報課
098-971-6354 担当:丁野(チョウノ)