Orion Draft Beer History

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ドラフトビール瓶1959年

若者に希望と、夢を―。

1957年に沖縄初のビール企業が誕生しました。記念すべき第一号はゴールドに輝くラベル。 オリオンビールは1959年5月17日に沖縄全島一斉に発売されました。 季節は若夏、ビールにとって最高のシーズンの到来。名護工場から那覇へ華やかに出荷されました。普段は静かな名護の街も一躍ビールの街の変貌しお祭り気分に沸きかえりました。「島ぐわー」のイメージを払拭するための打開策として桜坂を中心に店を一軒ずつ回るローラー作戦が行われ徐々に消費者の皆様に受け入れられるようになりました。

ドラフトビール生1962年

びん詰め生ビール発売。

名護工場で、画期的な生ビールが開発され、名護を中心に販売を試みたところ、「新鮮さ」が評判となり販売促進に貢献しました。名護での成功を機に各地域の歓楽街に出荷するようになると好評をもって迎えられました。びん詰め生ビールは当初、ラベルの貼り付けではなく輪ゴムのついた商標シールをびんの首につけて販売しました。そのシールを回収する目的も兼ねてシール1枚2セントで買い取り販売効果を高めることになりました。※画像は1962年に登場したラベル付きびん詰め生ビールです。 ※生ビールとは「熱殺菌をしていない」という意味です。

ドラフトビールスチール缶1973年

時代は缶へ。缶入り生ビール発売

1973年4月、缶入り生ビールが登場しました。スチール缶で350ml入り。地の利を生かした新鮮な缶入りビールは、発売と同時に売上げも順調に伸び、レジャーブームの波にのって好評を博していきました。

ドラフトビールアルミ缶1977年

アルミ缶入り生ビール発売。

1977年、当初スチール缶を使用していた350ml缶入り生ビール「オリオンドラフト」をアルミ缶に変更しました。アルミ缶は、国内初の缶ビールを発売した朝日麦酒が1971年に開発したもので、アルミ缶は品質の保持に効率がよく、軽く、冷えやすく、空き缶の処理も簡単ということで、缶ビールの需要増大に貢献しました。この年第1回沖縄の産業まつりが開催され、三日間でおよそ15万5000人もの人々が奥武山公園へ足を運びました。

ドラフトビール新デザイン1983年

缶入りビールデザイン一新。

「若者や観光客に広く親しまれる、華やかで爽快感のあるもの」との視点から、ロゴも大胆な書体になり、缶体はコバルトブルーの空と海の爽やかなサーフィンデザインに沖縄の空と海をバックに、風を受けてダイナミックに走るヨットが描かれたリニューアルデザインです。1000ml缶の新発売を機に、既存の350ml缶、500ml缶とトリオで発売されました。

ドラフトビール新デザイン1989年

ロゴ、缶デザイン・味を一新。

1989年、「社会に向けて企業の顔をつくる」取り組みが行われ、オリオンビールのコーポレートカラー、ロゴ、スローガンが決定され、全商品、看板等すべてが新デザインで統一されました。翌年90年から首都圏でもオリオンビールは販売を開始しました。

ドラフトビール新デザイン1992年

目を引くデザインで違いをアピール

差別化を図るためにデザインを大幅にリニューアル。新しいデザインは亜熱帯性気候の沖縄の豊かな自然と個性あふれる文化をテーマに鮮やかな色彩を使用。幾何学模様のようなデザインで、太陽、海、祭り(太鼓)、植物をシンボル化し、目を引くものとなりました。 この年、関西地区でオリオンビールが発売されました。翌5月にはNHK大河ドラマ「琉球の風」記念デザイン缶発売。

ドラフトビール新デザイン2001年

21世紀に向けてデザインをリニューアル。

21世紀を記念して2001年1月に発売。沖縄の美しい海と太陽をモチーフに、おおらかな躍動感のあるデザインにリニューアルし、21世紀へ向かってさらに羽ばたくオリオンビールの意気込みを表現しました。 前年の2000年に開催された沖縄サミット記念デザイン缶が好調で沖縄県外への出荷が前年比2倍近く増えサミット効果も表れました。

ドラフトビール新デザイン2007年

爽やかな南風の新ドラフトビール

2007年5月、沖縄の気候風土に合い、飲みやすさと飲みごたえに今まで以上にこだわった新・ドラフトビールを発売しました。パールホワイトのボディに柔らかな南風をイメージしたデザイン。オリオンビール創立50周年を迎えたこの年、チャリティーゴルフ大会、親子サイエンスツアーなど様々な記念事業が行われました。

ドラフトビール新デザイン2015年

飲むたび爽快、飲むほどうまい。

ドラフトビール誕生55年目の2015年夏、爽快な味わいにさらに磨きをかけた新しいドラフトビールが誕生しました。ドラフトビールの伝統である原色系カラーのデザインをシャンパンゴールドにのせて登場。 三ツ星とORIONロゴを堂々と、 ビールならではの上質感と清涼感をあわせもつシャンパンゴールドをベースに。モチーフは沖縄の「太陽の赤」「空の青」「海の紺」そしてビールの「ゴールド」を採用したデザインです。

ドラフトビール新デザイン2020

澄みと旨み。

1959年の発売から61年目の2020年6月、オリオンドラフトは、オリオンビールの自信と誇りをこめて「ザ・ドラフト」へ。伊江島産の大麦を使って、やんばるの水で仕込んだ、オリオンビール史上初の沖縄クラフトと呼べるビールが誕生。オリオンドラフト最大の特徴であるスッキリした味わいはそのままに、麦の旨みをプラスしたまさに「澄みと旨み。」が感じられるビール。デザインはドラフトの伝統である原色系のカラーウェーブを残しつつ、麦のアイコンをあしらい、より品質感と上質感を表現しました。

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